お知らせ
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講座のご案内

大地の再生 @上野原講座(10月)を開催します

2024年10月27日(日)28(月)

直前の告知になりましたが、久しぶりに、大地の再生の本拠地で「大地の再生」講座、通称「上野原講座」が開催されます。

昨年までは、ほぼ毎月開催していた上野原講座ですが、能登の災害や、国立第二小学校樹木移植など、逼迫した公に関わる動きをする中で、なかなか講座が開催できなかったことをお詫び申し上げます。

上野原にある矢野智徳の拠点の施設で10年以上続くのが、この上野原講座です。

田んぼ、畑、建物敷地、果樹園、小川などの多様なフィールドを通して、全国どこにいっても通用する「大地の再生」の「脈」の視点と技術を学びます。

これまで「大地の再生」視点で育まれてきた場で、その時々の「点」の作業が、時間経過と共に「脈」としてつながる。このことを体感的に学べるのが、上野原講座の一番の魅力です。

「脈」をつなぐことがますます大切な視点になっている今だからこそ、「大地の再生」に興味がある方には、ぜひこの機会に足をお運びいただけたらと存じます。みなさまのご参加、秋の農地でお待ちしています。

[日時] 2024年 10月 27日(日)・28日(月)
  午前 8時 30分 受付開始
  午前 9時 00分 (2日目は9時30分)~18時30分

*28日(月)は、矢野智徳が不在のためスタッフが進行させていただきますので、ご了承ください。
*時間は目安・予定です
*作業内容は、天候などにより変更になることがあります。
*雨天決行です。

[場所] 合同会社 杜の学校(山梨県上野原市大倉79)
*上野原駅から杜の学校まではバスをご利用ください。
 南口バスターミナル 富士急バス「不老下」 行き
  平日 8:35発、8:53 「大曽根」着 下車徒歩1分
  土休日9:12発 、9:30「大曽根」着 

*午前中のバスはこの一本のみとなりますのでご注意ください。
*講座終了後は、上野原駅まで乗り合わせで対応致します。

[参加費] 16,000円/ 二日間
*一日のみの参加の場合は 8,000円
*中学生以下無料
*今年度より講座費を変更させていただきました。詳細については下記※をご一読ください。

[定員] 30名程度

[宿泊] 杜の学校から車で約10分の古民家
*古民家には猫がいます。猫アレルギーの方はご相談ください。

[昼食] 持参、もしくは昼食代 800円でご用意します。
*メニューは一汁一菜です。マイ食器持参のご協力をお願いします。

[持ち物・服装] 以下を参考に、外作業のご準備をご自身のご判断でお願いいたします。
筆記用具、(講座参加2回目以降の方は)地図資料、水筒、マイカップ、マイ食器、タオルや手拭い、移植ごて(小さなシャベル)、ノコギリ鎌、長靴、作業用手袋、帽子、長袖長ズボンなど、外作業できる汚れてもいい服装。着替え、(雨天時)雨がっぱ、その他、宿泊の場合は寝袋や必要なもの(朝晩の食事は各自で持ち寄り調理いただけます。基本調味料や道具あり)
*上野原は朝晩が寒くなってきています。服装にはご注意ください

[お申し込み] こちらの申し込みフォームからお願いいたします

[お問い合わせ先] メール:mori.gakko.uenohara@gmail.com

*土日を除く3日経っても返信がない場合は、0554-62-4002までご連絡ください(平日のみ、担当:サイザワ)

主催者: 杜の学校(大地の再生)

~新型コロナウイルスの影響をふまえ~
*体調がすぐれない場合には、当日のご連絡でも構いませんので無理をせずにキャンセルして下さい。途中で体調の変化を感じられた場合も無理をせずにすぐスタッフにお声がけ下さい。
*トイレや洗面所では、ご自分のタオルをご使用ください。
*その他咳エチケットなど一般的な対策をお願いします。
*室内での講義の際には定期的に換気を、そして『野村隆哉研究所』提唱の殺ウイルス効果のある竹酢液スプレーを使用いたします。

※※講座費変更のお知らせ※※
 今年度より、矢野智徳が講師を努める講座において、講座費を5,000円から8,000円に変更させていただくことになりました。

 2023年、東京都国立市の国立第二小学校の建て替え工事に伴い、これまで小学校を見守ってきた校庭の樹々達が伐採されるという計画に対して、小学校の保護者を中心とする市民グループが立ち上がり、大地の再生ネットワークに高木救出の依頼があり、ゴールデンウィーク期間に全国から大地の再生の職人諸氏が集結し、緊急高木救出工事を行いました。

 本来、いのちの大切さを学ぶ教育の場において、このような工事があってはならないと、多くの市民から反対の声が上がる中、工事を行うことは叶いましたが、元々あったはずの伐採予算の行方はわからず、教育委員会や国立市からも資金的援助を受けることができず、多くの職人諸氏や工事を支える方々がボランティアで集い、工事の費用は市民グループの方々が立ち上げたクラウドファンディングによって賄われました。

 この事態を皮切りに、歯止めのきかない生態系循環機能を破壊する人都合の開発や、年々加速度を増す災害(土砂災害や豪雨災害等)に緊急対応していくため、矢野智徳が発起人となり、昨年末に「一般財団法人 杜の財団」が設立されました。

 期せずして、年明け早々、令和6年能登半島地震が勃発しました。被災地で大変な状況におかれる人々はもちろん、動植物や大地の状況に迅速に対応していくため、財団として最初の事業となる、「能登震災風土環境再生事業」を始動させ、1月からこれまで支援活動を行ってきました。

 人だけでなく、全てのいのちにとっての復興を目指し、本活動を続けてきましたが、残念ながら、被災地の現状は、東日本大震災の時と同じような、ある種日常の延長のような、人都合の復興事業が押し進められている現実を目の当たりにさせられます。

 これまで全国での大地の再生活動を行ってきましたが、日夜このような現実に直面する中で、いよいよもう自然環境は限界を迎えている、いやもう限界をとうに通り越しているかもしれないと思い知らされます。

 いつ南海トラフ地震をはじめとした大地震が起きてもおかしくない。いつ大洪水に呑み込まれてもおかしくない。「明日が我が身」である、この日常が被災地化している状況。

「本当のSDGsとは何か。」
「全てのいのちが本当に共存できる社会とは何か。」
「これらを本当に具現化するためにはどうしたらいいのか。」

 杜の財団、そして大地の再生ネットワークは、「人材育成」、「大地の再生の視点と技術の科学的実証」、そして「特許化」を、この一刻の猶予のない社会に繋ぐことを目指し、期間を一年間と限定して具体化していきます。

 そのためには、これまで大地の再生を支えてきてくださった、心ある皆様との連携が不可欠になります。

誠に勝手ではございますが、講座費の変更へのご理解とご支援のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

一般財団法人 杜の財団
代表理事 矢野智徳

※今年度からは講座費を一般財団法人杜の財団が運用する「結の杜基金」で活用させていただきます。

杜の財団のHPはこちら▽
https://morinozaidan.com/

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    info@daichisaisei.net

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    〒409-0138
    山梨県上野原市大倉79
     
    杜の学校内 大地の再生技術研究所 
    tel 0554-62-4002