「結の杜基金」へのご協力をお願いします
〜なぜ財団設立および結の杜基金が必要か〜
今、日本各地の流域でいったい何が起きているのか。
これまで山梨を拠点に「大地の再生」活動を十数年続けてきました。
この間、数百という多種多様な現場の環境改善を続けるなかで、沖縄から北海道までの日本列島の各流域で、とんでもない生態系の負の連鎖が起きてしまっていることに気づかされるのです。
それは、生態系を“大地”と“生物”と“気象”という三つの分野に分けてみた時、
どの分野も、“異常”という言葉で表現できる状態に達してきているということです。
その現れが、土砂災害や、生物の異常発生、逆に生物多様性の衰退であり、異常気象と呼ばれる気象の異変が、全国どの流域をとっても日常茶飯事になってきています。
私たち「大地の再生」活動は、こうした現場の共通した課題と原因、そしてその根本的な解決方法を日々暗中模索し続けてきました。
ささやかではありますが、たどり着いてきた解決策と内容が、生態系の循環機能に沿った治水土木の技術的特許化、科学的根拠の裏付けとしての学術連携活動、技術的人材育成としてのライセンス認定制度の創設などです。これらの活動を公益法人活動として、具体化する取り組みが、財団法人の設立と「結の杜基金」の創設・運用です。
この3月、4月の年度末、新年度のスタートに向けて準備中です。
どうぞこの方向を目指しての草の根活動に、ご理解とご支援をお願いいたします。
矢野智徳
「結の杜」とは、大地の再生を通して共同作業をつないでいく場です。
“結”の実践は、人と人、人と自然のキャッチボールであり、連携の原点です。
一人が行うだけでも、自然がそれに応える変化を感じることができます。
人と自然の“結”、さらに人と人の“結”によって、荒れた風景がやさしい、
懐かしい風景を取り戻してきます。風が通り、光が差し込む風景が広がっていきます。
生きものたちの息づきが始まります。
自然とキャッチボールをしながら、大地の呼吸を取り戻していく取り組みは、
人社会のためだけでなく、すべての命のための公益活動です。
基金の使い道
- 里山奥山の環境調査と改善
- 都市部での緑地及び樹木保全
- 出版物の制作
- 特許申請施工の普及
- 「大地の再生」技術を習得する人材育成
- 技術認定制度の確立と促進
- 学術連携の促進と新学会設立
基金の用途報告
- 1年に1回、年度末に活動報告会を実施
- 支援者の皆様にメールで報告書を送付
ご支援の方法
一口5,000円で下記にお振込いただきますよう、お願いいたします。
また、お振込の際には、お振込み日、お名前(振込名も)、
金額を下記メールアドレスまで、必ずご一報ください。
領収書の発行をご希望の方はメールにその旨お書き添えください。
メールアドレス: info.daichisaisei@gmail.com
お振込先
基金名:結の杜基金
口座名:合同会社 杜の学校
口座情報:山梨信用金庫(金融機関コード:1386)
上野原支店(205)
普通 0370337
※「結の杜基金」は現状はまだ認定NPO法人または公益法人ではないため、寄付金は税金控除の対象になりませんので予めご了承ください。
活動事例
- 東京都某小学校増築工事による公園樹木の救済活動(2022/7)
- 相模川流域改善上野原里山再生事業
- 広島県某神社奉納環境改善作業