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【三重】金山パイロットファーム ミカン農園回復

施工概要

場所:三重県熊野市金山町2400
施工日:2017年7月19日、2018年4月25日
依頼内容:三重県熊野農林事務所「平成29 年度中山間地農業ルネッサンス推進事業」の一環として2017年7月18日熊野市文化交流センターにて矢野智徳・基調講演が開かれ、翌19日金山パイロットファーム・ミカン園地にて「大地の再生講座」実施作業。翌2018 年4 月25 日同地で2回目の講座が行われた。

大地の再生講座の開催と経過

温州ミカンの栽培農園「金山パイロットファーム」(36ヘクタール)は約50年前に開拓造成、15年後二次造成が行われた。排水不良等が原因で近年ミカンの木が枯れ始め、全体の生育も悪くなっている。2017年7月、農園の一部(約20アール)に「大地の再生」手法で溝や点穴、コルゲート管(通気浸透水脈)等の整備を行ない、翌2018年4月に2回目の講座(検証と実施工)を実施。前回、硬く乾燥していた農道は、やわらかく変化し泥アクも消えていた。

また農林水産省東海農政局「平成29年度計画基礎諸元調査」のデータによれば、改良工事後は土壌水分の減少が見られ、とくに雨の後の減衰が早まっている。ミカンの糖度も上がって収穫量・収益も10パーセントほど増えた。

施工工事

「大地の再生」手法で溝や点穴、コルゲート管(通気浸透水脈)等の整備を設置する。

 

農道とU字溝

雨で埋まった農道の溝のメンテナンス。三つグワで掘り、有機物を補給する。
重機(ブレーカー)で農道を掘削する。
U字溝にブレーカーで穴を開ける。水を地中に浸透させ空気を抜く効果がある。

資材作り

結(ゆい)作業で竹をさばき、点穴や溝に使う有機資材を作成。

溝と点穴

炭と竹の幹と枝葉を補給することで、点穴と溝のメンテナンスを行う。

抵抗柵

走り過ぎる地表流(雨水)を蛇行させ、浸透を促す「抵抗柵」の設置(木杭と番線による)。

コルゲート管

コルゲート管による通気浸透水脈の設置。
点穴もコルゲート管を使用。コルゲート管は蛇腹で穴が開いている構造となっている。

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