3月末に開催された小田原でのシンポジウムに続き、桜の季節に最適なシンポジウムが開催されます。
桜とは、空気循環に敏感な植物。空気や水の循環を敏感に好み、全国の山桜・里桜は大地の土壌を通訳してくれている存在です。風土の大地機能を表情状態として通訳してくれているような存在だから、環境指標でもある。通気浸透機能を最も表情状態として表現できる植物です。
これまでも矢野には、環境改善の現場を通して様々な桜との出会いと関わりがあります。今回のシンポジウムの開催地である桜川市は、「西の吉野に、東の桜川」とうたわれるほど桜の名所。しかも桜が山々に咲く日本の原風景のような見事な桜里山風景です。
桜川とのご縁は、国立二小の桜がつないでくれました。
茨城県桜川市で代々家が続いてきたI家の鎮守の杜のような敷地を皆さんに解放し、集る場所へと一般社団法人歓喜の郷を立ち上げたIさんが、国立二小の桜の里親さんになってくださったこと、それによって親交を重ねてこられたことが今回の機会へとつながっています。
桜を通して風土を考える。
脈視点を通じて風土を考える。
その後長きにわたる現場体験と体系化を経たこの今、「環境指標」ともなり得る桜を通して、「脈視点」から。
市の行政の中に「ヤマザクラ課」なるものがある桜川市は、「桜川市ヤマザクラ保全活用計画」に則って、ヤマザクラが自生する里山を保全・活用していくことを掲げている地域です。
今回は地元からこの計画の立役者であった渡辺雄司氏から「ヤマザクラのまち桜川」のお話をうかがい、矢野による現場視点からの話と、堀 信行先生の学問視点からの話と双方で立体的な説明。そこに文化と歴史という角度から井戸 理恵子さんに添えてもらう今回のお話会や対談に近いシンポジウムになりそうです。
もう一つ、今回は能楽師の大倉正之助様が出演くださること。大鼓にてヤマザクラの奏でる調べを打ってくださいます。桜川は世阿弥の謡曲『櫻川』でも知られる土地ですが、能を支えるシテ方の楽器である鼓の胴部分がじつはヤマザクラ材であるそうです。
概要:シンポジウムの詳細・お申し込みはこちらの peatix ページから
■日時:2025年 4月 6日(日)
受付時間 午前 9時 30分 ~ 9時 50分
午前の部 午前 10時 00分~ 正午
主催者挨拶:一般財団法人杜の財団、風土再生学会からのご挨拶
セレモニー:大倉正之助 氏による大倉流大鼓演奏
講演:渡辺雄司 氏「ヤマザクラのまち桜川」
発表①:矢野智徳「桜川という風土循環機能(生態系循環機能)を基にした
山桜55万本の再生育成を方向づける新しい桜川事業
~新時代の桜川事業(地域産業)について~」(仮題)
昼休憩 正午 ~ 午後 1時00分
午後の部 午後 1時 00分〜 5時 20分
発表②:堀信行氏「『常陸国風土記』にみる日本の原風景とその変容:開発と結界の相剋」
発表③:井戸理恵子 氏「謡曲『桜川』と桜の民俗」
登壇者によるパネルディスカッション、会場との意見交換
閉会 午後 5時 30分(予定)
■会場:桜川市生涯学習センターさくらす<やまなみホール>
(茨城県桜川市東桜川1丁目21−1)
■参加費について
一般(スライディングスケール制):
【A】 5,000円 【B】 8,000円【C】 10,000円
学生、または桜川市民:
【D】 3,000円
私たちは、「大地の再生®︎」視点で現場活動をつづけること、その視点の必要性を社会に伝えること、技術を普及することを喫緊の課題としています。 今の社会が次世代にわたせる環境を残すための具体的手立ても財源も持たない状況の中で、私たちはこれまで、ご寄付をはじめとした自前での活動をギリギリ続けている状況です。 それでも、これまで”もの”に投じられてきた経済が、”いのち”が大事にされることに動いていく経済へとシフトし、エコロジー(生態系)とエコノミー(経済)は両立するということを理念や絵空事ではなく現実可能であると実証したいと願っています。
今回、3つの価格のどれを選んでも、内容は変わりません。 この私たちの活動とシンポジウムの趣旨及び経済をご理解いただき、それぞれのご事情や私たちの活動への応援のお気持ちを経済に反映させていただきながら、お選びいただけますと幸いです。
概要:シンポジウムの詳細・お申し込みはこちらの peatix ページから
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